こんにちは。3歳長男、0歳次男(現在8か月)を子育て中のchi(ちー)と申します。
長男はいま保育園に通っていますが、諸事情あり、来年度から幼稚園へ通うことにしました。
今回は、長男が受けてきた幼稚園の選考(面接と集団行動観察)についてご紹介します。
まずは説明会へ参加
9月ころ、説明会へ参加しました。
次男がまだ生後4か月で、兄弟2人連れて説明会参加はしんどい!と思い、長男はいつも通り保育園に預け、次男と2人で参加しました。
園庭や園舎の雰囲気がとても素敵で、先生方も明るく丁寧な対応をされていたのが印象的で、選考に参加しようと決めました。
説明の中で、近年は倍率が2倍(約50人受けて25人ほどが合格している)と聞いて、
(え・・半数は落ちるってこと?)
と、少し焦りました。
選考当日
選考は11月初旬。
当日の受付は朝の7時40分までに済ませる必要があります。
次男は夫に預け、長男と私の2人でバスに乗って幼稚園へ向かいました。
事前の練習など全くしていなかったので、バスの中で、
「お名前はなんですか?って聞かれたら、〇〇ですって言おうね~」
と、とりあえず伝えておきました。
服装は?
長男はGAPのデニムシャツにポロの黒カーディガン、ユニクロの白いズボン、普段はいているナイキのスニーカー。
私は、ローズピンク(落ち着いたピンク)のセーターにオフホワイトのスカート、黒タイツ、黒のペタンコ靴。寒かったので、外では黒のカーディガンを羽織りました。
幼稚園のお受験スタイルとしては、多分だいぶカジュアルなほう・・。
わざわざお受験服を購入するのが面倒だったのもありますが、
「服装じゃないわ。中身で勝負や!」という謎の気合とともに、会場へ乗り込んだのでした。
受付後は、呼ばれるまでしばし待機
受付順に面接が始まるため、遅めに到着した私たちは一番最後の組になり、30分ほど体育館で待機しました。
会場には、ばっちりスーツで決めた父母とお受験スタイルの子供たちばかり。
「やべ。カジュアルすぎたかな。」とやや怖気づく私と、同じ組の女の子たちとすぐに打ち解けて遊び始める長男(1組の人数は4人で、男の子は長男1人)。
ちょうど、長男はペッパピッグ(子ぶたの女の子が主人公のイギリス発アニメ)の真似っこをするのにハマっていて、待機時間中も隣の女の子に、「いっしょにあそぼ!ふごぉー、ふごぉー!」とペッパの鳴き真似を伝授していました。
そのうち、女の子たちも長男の真似をして、「ふごぉー、ふごぉー」と合唱しはじめ、私はご両親たちに「ちょっとブタの鳴き真似にハマっていて・・」と愛想笑いを浮かべながら弁明する、というカオスな時間となりました。
「ムードメーカーですね~」と先生に笑われながら、待機時間は穏やかに過ぎていきました。
集団行動観察
最初のごあいさつ
集団行動観察の内容は事前には特に伝えられていません。
最終組が呼ばれ、私たちが指定の部屋に入ると、子供用のイスが4つ並べてあります。
子供はイスに座り、親たちはその後ろに立ちました。
私:(おそらく最初に、みんなでご挨拶しましょう的なやつがあるだろうけど、長男はそういうの追従しないだろうな)
ひとりの先生が前に立ち、予想通り、「それじゃあ、みんなでごあいさつしましょう!おはようございます!」と元気に呼びかけました。
女の子たち:「おはよーございます!!」
長男:「…(先生をじっと観察している)」
その後もなんどか先生からの呼びかけがありましたが、元気に答える女の子たちと反対に長男は一言も応答せず。
(私:恐ろしく予想通り!!!!笑)
指示を理解して、行動できるかな?
床には、3メートルほどの間隔をあけて2本の線が平行にひかれていました。
先生が片方の線を指さして、「じゃあ、みんなこっちの線の上にならんでくれるかな?」と指示。
私:(お、こういうのは得意かも!)
予想通り、長男はイスから一目散に指定された線に向かい、つま先をピッタリ線に合わせてピシッと立ちます。
先生:「つぎは、先生が『どうぞ』って言ったら、こっちの線(もう片方の線)までまっすぐ歩いて、線の上に並んでください」
私:(こういうの好きでしょ、君ww)
長男は、先生が「どうぞ」と言うまで待ち、指示通り反対側の線まで歩いて、またピシッとつま先をそろえて立つのでした。
私:(またしても恐ろしく予想通り・・!!)
3人の女の子たちはというと、ふらふらと動いてしまったり、「どうぞ」という指示を待てなかったり。
男女の違いって面白いなーと思っているうちに、集団行動観察は終了したのでした。
(長男の場合はわりと極端なので、たまたまはっきり違いが見えただけかもしれませんが。)
個人面接
続いての個人面接は、別の教室に呼ばれ、面接担当の先生(1人)とお話する、という内容。
「こんにちは」「お名前を教えてくれる?」など、いくつか導入の質問をされましたが、長男はすべてスルー(おい・・笑)。
しかし、「じゃあ、先生とゲームしようか」という呼びかけに、長男の目がキランと光ります。
先生:「(色の異なるボールを順に見せて)これは何色かな?」
長男:「青!赤!黄色!」
先生:「じゃあ、このボールを同じ色の箱に入れてくれる?」
長男:「うん!(すいすいーっとボールを箱に入れる)」
私:(・・安堵。)
その後は、私に対して発達状況や心配な点はないか簡単に聞かれ、意外とあっさり面接は終了したのでした。
結果発表
選考結果は、当日の午前中にウェブ上で公開されました。
受験番号で表示されており、同じ組の4人はみんな合格!
倍率は2倍近くと聞いていたけど、蓋を開けてみると、そんなに落ちてない・・?
コロナ渦もあって受験者数が少なかったのかな。
なにはともあれ、長男の初めての面接と集団行動観察は無事に終わったのでした。
まとめ
こんなに長々と書いておきながらなんですが、実はこの幼稚園は第二希望で、同時に第一希望の別の幼稚園(抽選)にも当選したため、こちらは辞退することとなりました。
しかし、親子ともに初めての選考で、なかなか面白い一日でした。
幼稚園受験を控えた方の参考になればいいなあと思い、今回ご紹介しました。
第一希望の幼稚園についても、別の機会に書きたいと思います♪