こんにちは。3歳長男、0歳次男(現在8か月)を子育て中のchi(ちー)と申します。
私は長男が0歳の時から、「乳幼児にテレビを見せて大丈夫なのか?」という疑問があり、本やネットで情報収集をしていました。
でも、専門家によって意見は様々。
有名な「育脳おばあちゃん」は「好きな番組はどんどん見せたらええ!」と言ってたし、
米国小児科学会(AAP)によると「テレビは2歳までは一切見せるべきではない」とのこと。
(これは非現実的だと反論があり、2013年以降は「推奨していない」へ改訂)
SNSで「うちは2歳以降もテレビなし育児してます!テレビは絶対ダメ!」と言うママもいて、、
一体何が正解なんやー!と悩んだ末、、わが家では次のようなスタイルに落ち着きました。
2歳までは、テレビを「あまり」見せない
長男が2歳になるまでは、テレビは1日30分までとしていて、まったく見ない日も結構ありました。
番組は、DWEの「Play Along!」(中古でDVDだけ購入)や、Eテレの「いないいないばあっ!」などです。
ひとりで見せるのではなく、できるだけ長男と一緒に座って、話しかけたり、歌いながら見るようにしました。
テレビが赤ちゃんに与える影響
「最高の子育てベスト55(ダイヤモンド社)」によると、テレビは「こどもらしい行動を妨害」するといわれています。
赤ちゃんは対面式の交流(ママの話し声を聞く、探索する、遊ぶ、動きまわる)によって色々なことを学習していきます。
少なくとも幼児期までは、人間の脳は人間から学ぶようにできているのです。
知育ビデオですら、逆に赤ちゃんのボキャブラリーや表現力を損なう、という研究結果もあるそう!
赤ちゃんがテレビにくぎ付けでじっと座っていたら、ママはその間に家事やその他の用事を済ませられるし、家の中も散らかされなくて、助かりますよね。
でもそれがこどもの自然な発達を妨害しているとしたら、、
「本当にその用事が、赤ちゃんとの関わりよりも優先するべきことなのか?」
「多少家の中を散らかされたとしても、発達のカギとなる「好奇心のままに探索する」ことを優先してあげたほうがいいのではないか?
一度落ち着いて、赤ちゃんにとって何が自然なことで、何が重要か、と考えてみると答えが見えてきますね。
テレビを完全に禁止にしなかった理由
私は、DWEの英語の歌や、Eテレの番組をこどもと一緒に楽しみたかったので、1日30分程度なら視聴OKとしました。
私自身、長男が生まれるまでは赤ちゃんとの触れ合い方をあまり知らなかったので、乳幼児向け番組のおかげで、手遊び歌を覚えたり、子供との会話のネタになりました。
テレビの悪影響については、赤ちゃんの発達に必要な活動(ママの声を聞く、探索する、遊ぶ、動き回る、など)が他の時間でちゃんとできている場合、1日30分程度の視聴であれば発達に影響はないだろうと。
そして、ニュースやドラマなど親が見たいテレビ番組は、録画しておいて、子供が寝ている間に見ます。
というか、仕事復帰してからは忙しくてほぼ見なかったな・・。
2歳をすぎたら、テレビとの付き合い方を教えよう
見せる番組を厳選する
前述の「最高の子育てベスト55(ダイヤモンド社)」によると、2歳を過ぎた子供には、「参加型」の番組がおすすめとのこと。
例えば、キャラクターが「子供にはなしかける」「返事を求める」「モノの名前を言う機会を求める」といった番組は、「語彙力」「社会性」を伸ばします。
わが家では、よく「こどもちゃれんじぷち(1-2歳向け)」や「こどもちゃれんじぽけっと(2-3歳向け)」の付属のDVDを見ていました。
また、英語の耳慣らしのため、YouTubeで「peppa pig(ペッパピッグ)」や「CoComelon(ABCキッズ)」のアニメも時々見ます。
暴力的な内容の番組は見せない
子供に見せるものは、「助け合い」「暴力を使わずに争いを解決する」といった社会性のあるメッセージを含む番組が良いのは明らかです。
では反対に、暴力的な内容を含む番組は子供にどんな影響を与えるのでしょうか。
ある研究では、「2歳から5歳のこどもはファンタジーと現実の区別がきちんとつかない」と言われています。
小さなこどもは暴力的なシーンをそのまま真似てしまうのです。
大人になると無意識のうちに「これは良いこと、これは悪いこと」と自分なりの判断で善悪を区別し、良いものだけを選別することができますね。
しかし、小さなこどもには良いことも悪いこともそのまま刷り込まれてしまう、と聞いたことがあります。
大人向けの暴力的なシーンを含むアニメやドラマだけでなく、我が家では「アンパンマン」や「ウルトラマン」「〇〇レンジャー系」もまだ見せていません。
正義のヒーローだけど、最後は結局暴力で解決してるよね・・・それってどうなの?という疑問があるからです(考えすぎ?)。
小さな子供には「裏にあるメッセージが伝わらない」そうです。
例えば人間関係のもめごとなど、対立する場面を設定し、最後に仲直りするという展開の話。
こどもだけで視聴した場合、対立だけに意識が集中し、物語が伝えたい「道徳観」のメッセージが伝わらない可能性がある、というのです。
少なくとも、小学校入学前のこどもに見せるものは、親がよく厳選する必要があると思います。
視聴は夕飯前の30分。長くても1日2時間まで
わが家は2歳以降も、平日は1日30分、休日で長めに見る場合も1日2時間までとしています。
AAPは、2歳以上のこどもがテレビやその他の画面を見るのは1日2時間までに抑えることを推奨しています。
そして、時間帯は夕飯前の30分程度です。
夕食から就寝までは基本的にテレビをつけません。
夕食後に見はじめてしまうと、お風呂になかなか入らなくて就寝時刻にひびいてしまうためです。
(スポーツ中継とか、特別な時は例外的にみんなで観戦したりします♪)
テレビとの付き合い方を身につける
長男は2歳以降、イヤイヤ期に入り、テレビを消そうとすると嫌がり、大泣きする場面もありました。
このため、テレビをつけるまえにあらかじめ終わりの時間を決めておき、時計の針を見せて「長い針が6になったら消そうね」などと約束しておくことに。
数字がわからなくても、とりあえず「終わりの時間をきめておく」という習慣が身に付きました。
3歳の現在は、リモコンを持たせておくと、自分でテレビを消します。
夕飯前は特におなかがすいているので、自分で「よし、テレビは終わりにしてご飯を食べよう」と決めて電源ボタンをぽちっと押します。
親が勝手に消すより自分で納得して消すほうが良いのかな、と思います。
まとめ
テレビを見すぎると、こどもだけでなく大人も健康への害や集中力の低下、睡眠不足など、様々な悪影響をもたらします。
しかし適度に上手に利用すれば、親子の触れ合いのきっかけになったり、学力が向上したりと、良い面もたくさんあります。
こどもが小さなうちは特に、親が番組内容をよく厳選して、親子で一緒に楽しめるように工夫したいものですね♪
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